【甲信越・北陸のつくり手①】木、ガラス、灯りのある風景
第5回いちの市|出展者特集
光が当たると、ガラスの表情が変わる。木のかたちから、山の風景を思い出す。蝋燭に火を灯した先の時間を想像する。作品を眺めるだけでも、いろいろな景色が浮かんできます。
甲信越・北陸のつくり手特集の1回目は、暮らしの道具や空間を彩る13組です。木工、ガラス、陶芸、麦藁のヒンメリ、蝋燭、金工。素材の面白さを、写真と一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
気になる写真があれば、紹介の下のボタンからつくり手のページへ。ほかの作品や制作の様子も、ぜひのぞいてみてください。
この回のつくり手たち
FUKU glassworks
クラフトNo.27|長野県・ガラス

夏の涼やかな感じの器だけでなく、秋冬も思わず手に取りたくなるような器を中心に吹きガラスで制作しています。
ガラスの表面にガラス粒や粉を焼き付けて制作している器「うたかた」。 小さな粒を纏った表面は、光を受け止める見た目のきらめきだけでなく、触れると心地よい質感が魅力です。不透明色の粉のものは、ガラスでありながら陶器のような温かみを感じさせる質感が、日常の食卓にもやさしく寄り添ってくれます。
etelä
クラフトNo.36|長野県・花・植物

光と影が生まれるところから——種からつくるヒンメリ。 光を結び、巡りゆく時をかたちに。 eteläは長野県松本市を拠点に、麦藁から北欧伝統装飾ヒンメリを手がけています。 使用する麦は長野県産。自ら種を蒔き、育て、刈り取り、乾かし、一本一本を選びながら結んでいきます。…
続きを読む閉じる
光と影が生まれるところから——種からつくるヒンメリ。 光を結び、巡りゆく時をかたちに。 eteläは長野県松本市を拠点に、麦藁から北欧伝統装飾ヒンメリを手がけています。 使用する麦は長野県産。自ら種を蒔き、育て、刈り取り、乾かし、一本一本を選びながら結んでいきます。素材の循環と土地の気配を内包したヒンメリは、この地の光をかたちにした造形です。 特別なものとして飾るのではなく、日々の光の中でそっと揺れ、影を落とす存在であること。生活の中に自然に溶け込みながらも、空間に静かな緊張と余白を生むこと。 その二つを大切にしてこれからも手仕事として結び続けていきたいと考えています。
Kanai硝子創作所
クラフトNo.40|新潟県・ガラス

無色透明のガラスに泡や金型などで模様を付け、比較的シンプルな作風となっているのでどんな場面でも似合います。無色透明のガラスは中に入れたものの色に染まり、また周囲の景色を映し出すので、その時その場所の色に輝きます。その美しさを多くの方に感じていただきたいです。…
続きを読む閉じる
無色透明のガラスに泡や金型などで模様を付け、比較的シンプルな作風となっているのでどんな場面でも似合います。無色透明のガラスは中に入れたものの色に染まり、また周囲の景色を映し出すので、その時その場所の色に輝きます。その美しさを多くの方に感じていただきたいです。 普段使いのグラスや小鉢などは持ちやすく洗いやすい形を考えながら作っています。 金属や木、石などの加工もできるのでガラスとそれらの素材を組み合わせた他にない花器やオブジェなども作っています。ガラスの様々な表現を見ていただきたいです。
veLa Branca
クラフトNo.94|富山県・ガラス

富山県で「青の情景」をテーマに、吹きガラスの器を制作しています。水彩画のように重ねた色の奥行きによって、心が落ち着く風景を表現しています。
一見難しそうな青い器ですが、実際に料理を盛り付けたり花を生けたりすると、そのものの色をとても鮮やかに引き立ててくれます。
吹きガラスならではの柔らかな形と、日々の食卓を彩る青。日常の風景に馴染みながら、使うたびに小さな発見や喜びが生まれるようなそんな作品を目指しています。
蝋燭 夜々
クラフトNo.120|長野県・キャンドル

蝋という素材を用い、どこか原始的で「整いすぎていない」形や質感の蝋燭を制作しています。陶芸の釉薬表現にヒントを得た表情や、ひとつひとつ手で掘り出すように生まれる形。いずれも「灯したときに最も美しくなる」ことを前提とした、暮らしの道具としての蝋燭です。…
続きを読む閉じる
蝋という素材を用い、どこか原始的で「整いすぎていない」形や質感の蝋燭を制作しています。陶芸の釉薬表現にヒントを得た表情や、ひとつひとつ手で掘り出すように生まれる形。いずれも「灯したときに最も美しくなる」ことを前提とした、暮らしの道具としての蝋燭です。
蝋燭 夜々が手がけているのは、蝋燭という形あるものですが、本当に手渡したいのは、灯したときに生まれる時間そのものです。ほっと息をつく時間、悲しみを受け入れる時間、苛立ちをほどく時間、あるいは気持ちを切り替えるための、ささやかな儀式のような時間。
私にとって蝋燭は、飾るためのアート作品ではなく、暮らしの中で使われ、 やがて形はなくなり、その一瞬一瞬に感情や記憶を残していく道具です。
実用的でないものをすべて削ぎ落とした暮らしは、本当に「暮らし」と呼べるのだろうか。 実用ではなくても、生きていく中で確かに 必要とされる道具がある。そのひとつとして、 今は実用物ではなく、後にも残らない蝋燭に、 新しい価値を見出し、手仕事で紡いでいます。
銅工芸ブリキや彰三・二代目
クラフトNo.135|長野県・金工

金属を叩いて形をつくる鍛金の技法で、銅や真鍮を用いたポットや酒器などのキッチン用品を中心に、アクセサリーや文具といった生活に寄り添う作品を制作しています。 制作の際は、単に形を整えるのではなく、金槌の音や手に伝わる感覚を頼りに、金属を「締めていく」ように少しずつ形を生み出しています。…
続きを読む閉じる
金属を叩いて形をつくる鍛金の技法で、銅や真鍮を用いたポットや酒器などのキッチン用品を中心に、アクセサリーや文具といった生活に寄り添う作品を制作しています。
制作の際は、単に形を整えるのではなく、金槌の音や手に伝わる感覚を頼りに、金属を「締めていく」ように少しずつ形を生み出しています。ひとつひとつの手作業から生まれる槌目の表情や、錫引き、化学反応による着色によって、それぞれに異なる表情が生まれます。
手に取ったときの重みや、すっとなじむ感覚、使い込むことで深まっていく風合いを大切にしながら、日々の暮らしの中で自然と使われ続けるものづくりを心がけています。
COOBA
クラフトNo.137|長野県・木工

長野県松本市を拠点に、山をテーマに木工作品を制作しています。北アルプスの麓で暮らし、日常的に山を歩くなかで出会う稜線や光、空気の重なり、人と自然の距離感が、自分のものづくりの原点になっています。 もともとはデザイナーとして、形や構造、見え方を考える仕事に携わってきました。…
続きを読む閉じる
長野県松本市を拠点に、山をテーマに木工作品を制作しています。北アルプスの麓で暮らし、日常的に山を歩くなかで出会う稜線や光、空気の重なり、人と自然の距離感が、自分のものづくりの原点になっています。
もともとはデザイナーとして、形や構造、見え方を考える仕事に携わってきました。その一方で、山を歩く体験を重ねるなかで、風景の美しさを眺めるだけでなく、その場に流れる空気や距離感、身体を通して受け取る感覚そのものを表現したいと思うようになりました。デザインの視点と山での体験を結びつけることで、自分ならではのものづくりができるのではないかと考え、木工を軸に制作を始めました。
木という素材に惹かれたのは、柔軟さや個体差、時間の蓄積がそのまま表情として現れるからです。自然との接点を、暮らしの中で手に取れるかたちへと置き換えていきたいと考えています。
12月、会場でつくり手に会いに
光を受けるところを見たり、木目の違いを眺めたり。写真で見えなかった小さな表情にも、会場で出会えると思います。自分の部屋や食卓に迎えたらどうなるだろうと、使う風景を想像してみてください。
各出展者の紹介とSNSは、出展者一覧からもご覧いただけます。会いに行きたいブースが見つかったら、デジタルブースマップで場所をチェック。お気に入りを探す二日間を、ぜひお楽しみください。
開催概要
第5回 湘南茅ヶ崎クラフトフェアいちの市
2026年12月5日(土)10:00〜16:00
2026年12月6日(日)9:00〜15:00
会場:茅ヶ崎中央公園(第一カッターきいろ公園)
入場無料/雨天決行・荒天中止
湘南茅ヶ崎クラフトフェアいちの市実行委員会











コメントを残す